・ディズニープリンセスについて解説
・これであなたもディズニープリンセス博士
・ディズニーが公式に認定しているキャラクター。現在認定されているキャラクターは13人
ディズニープリンセスは時代ごとに特徴が異なります。
大まかに3つの時期に分けられます
1.クラシック(1930〜50年代)
2.ルネサンス(1980〜90年代)
3.モダン (2000年代以降)
全プリンセスを年代順に紹介してみました
クラシック時代(1930〜50年代)
・王子を待ち、王子様の助けで幸せをつかむ
・物語が「おとぎ話」らしいシンプルな構成
白雪姫(Snow White)

- 登場作品:『白雪姫』(1937)
- 特徴:純粋で優しく明るくて前向き。
世界初のディズニープリンセス。動物と仲良しで小人たちと暮らす。
シンデレラ(Cinderella)

- 登場作品:『シンデレラ』(1950)
- 特徴:我慢強く、寛容。
継母と義姉たちに虐げられるも、フェアリーゴッドマザーの助けで舞踏会へ行き、王子と恋に落ちる。ガラスの靴で王子に見つけてもらう
オーロラ姫(Aurora / Briar Rose)

- 登場作品:『眠れる森の美女』(1959)
- 特徴:優雅でロマンチック。
呪いによって眠りにつくが、フィリップ王子のキスで目覚める。
プリンセス=王子のような王子様との繋がりが強く、おとぎばなしらしい王道のストーリーです!
ルネサンス時代(1980〜90年代)
・プリンセス自身が冒険に関わる
・「自分の夢を叶えたい!」という強い意志を持つ
アリエル(Ariel)

- 登場作品:『リトル・マーメイド』(1989)
- 特徴:好奇心旺盛で冒険好き。
人間の世界に憧れる人魚姫。声と引き換えに足を手に入れ、エリック王子と恋に落ちる
ベル(Belle)

- 登場作品:『美女と野獣』(1991)
- 特徴:聡明で思慮深い。
知的で読書好きな女性。野獣の内面の優しさを見抜き、真実の愛を見つける
ジャスミン(Jasmine)

- 登場作品:『アラジン』(1992)
- 特徴:自由を求める強い意志を持つ。
アグラバーの王女。自分の運命を自分で決めたいと考え、身分を超えた愛を大切にする
ポカホンタス(Pocahontas)

- 登場作品:『ポカホンタス』(1995)
- 特徴:自然を愛し、平和を大切にする。
自然を愛し、イギリスから来たジョン・スミスと出会うネイティブアメリカンの女性。
風や木々の声を感じることができる
ムーラン(Mulan)

- 登場作品:『ムーラン』(1998)
- 特徴:勇敢で家族思い。
家族を守るため、男装して軍に入隊し、戦いに挑む勇敢な女性。知略と勇気で国を救う。
プリンセス自ら冒険し、自分にとって大切なものは何かを明確にしているストーリーが特徴ですね!
モダン時代(2000年代~現在)
・プリンセス=王子との恋ではなく、自分の道を切り開くストーリーが多い
・夢や使命に向かって自立した行動をとる
ティアナ(Tiana)

- 登場作品:『プリンセスと魔法のキス』(2009)
- 特徴:努力家で現実的。
自分のレストランを持つ夢を追う努力家。カエルの王子と共に冒険する。
ラプンツェル(Rapunzel)

- 登場作品:『塔の上のラプンツェル』(2010)
- 特徴:元気いっぱいでポジティブ。魔法の髪を持ち、塔の外の世界に憧れる好奇心旺盛な少女。
メリダ(Merida)

- 登場作品:『メリダとおそろしの森』(2012)
- 特徴:独立心が強く、活発。
弓の名手で運命を自ら切り開こうとする勇敢なプリンセス。
ピクサー初のプリンセス
モアナ(Moana)

- 登場作品:『モアナと伝説の海』(2016)
- 特徴:勇敢で冒険心旺盛。
海を愛し、故郷を救うために冒険に出る。自分の運命を自ら切り開く
リヤン(Raya)

- 登場作品:『ラーヤと龍の王国』(2021)
- 特徴:戦士としての誇らしさを持つ。ドラゴンの力を借りて、バラバラになった世界を救おうとする戦士。
近年のプリンセスは、王子様の助けを待つのではなく「自分の力で運命を切り開く」タイプが増えているのが特徴ですね!
まとめ
- 1937白雪姫
- 1950シンデレラ
- 1959オーロラ
- 1989アリエル
- 1991ベル
- 1992ジャスミン
- 1995ポカホンタス
- 1998ムーラン
- 2009ティアナ
- 2010ラプンツェル
- 2012メリダ
- 2016モアナ
- 2021ラーヤ
年代 | 特徴 | プリンセス |
クラシック時代 (1937-1959) | 王子が来るのを待つ | 白雪姫、シンデレラ、オーロラ |
ルネサンス時代 (1989-1998) | 自ら夢を追い、冒険する | アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン |
モダン時代 (2009-現在) | 恋愛よりも夢や使命を重視 | ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナ、ラーヤ |
いかがでしたでしょうか?簡単ですが全13人のプリンセスを紹介しました。
時代ごとにそれぞれの個性や価値観も異なり、描かれ方も進化していますね。
まだ作品を見ていない方も既に全部見た方も、もう一度見直すのも楽しいかもしれません。
皆さんの「推しプリンセス」はいましたか?
また機会があれば個別で詳しい紹介も出来ればと思います
番外編
アナとエルサが公式の「ディズニープリンセス」に含まれない話


現在の公式プリンセスは13人ですが、アナやエルサ(『アナと雪の女王』)は「ディズニープリンセス」には含まれません。
理由は3つあるとされています
1.「アナと雪の女王」が独自のフランチャイズとして成功したから
- 『アナと雪の女王』は映画単体で大ヒットし、独立したブランドとして確立されたため、ディズニープリンセスの枠に入れる必要がなかった。
- 実際、グッズ販売やテーマパーク展開も「Frozen(アナ雪)」ブランドで行われている。
2.エルサが「プリンセス」ではなく「女王」だから
- 公式ディズニープリンセスの基準として「王女または特別な女性キャラクター」であることが挙げられるが、エルサは途中で王女ではなく「アレンデールの女王」になるため、プリンセス枠から外れる。
3.新しい「ディズニー・ヒロインズ」の流れ
- 近年は「ディズニープリンセス」以外のヒロイン(ヴァネロペ、ミラベルなど)も増えてきており、「プリンセス」ブランドとは別の路線で展開されている。
- アナとエルサは「ディズニープリンセス」よりも「ディズニー・ヒロインズ」としての立ち位置にいる。
だそうです
以上ディズニープリンセスにまつわる紹介でした!
コメント